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陶芸のひとりごと

nodacchi21.exblog.jp

愛知県長久手市在住、46歳野田宗憲(のだっち、むねサン)カメラを生業に、陶芸、グルメ、読書、旅行、登山などを楽しんでいます。

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伝えたい 伝えられない

水曜日。
台風は名古屋にはやって来ず、今日も暑い一日でした。

そんな中、赤津の工房に最新兵器が登場!
伝えたい 伝えられない_b0095350_2230179.jpg日本電産シンポ製のSRCというナンバーの
タタラ成形機

粘土をローラーではさんで伸ばす機械です。
(ローラーは人力で回します。)

すごいカンタン にタタラが作れます。
今まで、土を叩いて締めて、タタラ板で厚さを測って、しっぴきで切る作業が、
あっという間に完了します♪
うまく皆様にお伝えできませんが、
この感動は実際に使ってみると良くわかります。

そして、そのタタラを型に合わせて切って、
伝えたい 伝えられない_b0095350_22355995.jpg15寸の手ロクロにのせて、皿を作ってます。
このロクロも特注です。
大皿などの型押しでは非常に重宝してます。

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タイトルは、ELT 「Shapes Of Love」
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# by nodacchi21 | 2006-08-09 22:40 | 陶芸・展覧会
5月に、妹に3人目の子供が誕生しました。
さらに、子育て、育児をしながら、妹は先日、愛知県の保育士試験を受け、
「自己採点では合格!」と言っております。
効率よく勉強した賜物です。

こんな身近に、夢に向かって頑張っている人間がいたとは・・・
見習わないと。

先週のギャラリーめぐりでは、磁器の作品をたくさん鑑賞しました。
いつか最高の自分に 生まれ変われる日が来るよ_b0095350_22244937.jpg
瀬戸の かわらばん家林健二さんの個展、
松坂屋塚本司郎さんの個展、
多治見の創造館の3階にある、ギャラリーヴォイス磁器のうつわ展
栄の三越一水会陶芸部委員展

特に、一水会陶芸部委員展には、人間国宝の作品が並んでいたのですが、
私が一番魅かれたのが、有田の中尾恭純先生の作品で、点刻象嵌香炉
細かな点に象嵌が施され、顔料で色がつけてありました。

私自身、象嵌の作品は好きですが、作るのは苦手です。
さらに磁器となると、手に負えません。

いつかは磁器にも挑戦したいと思っています。

とりあえず、日曜日にギャラリーめぐりを終えてからいつか最高の自分に 生まれ変われる日が来るよ_b0095350_2226010.jpg
名古屋の教室で線象嵌を施しました。
もっと細かな象嵌を施せるような、忍耐力を身に付けた自分に変身できるかな?

台風が接近中!
明日も赤津でタタラの皿の製作。

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タイトルは、ELT 「Dear My Friend」
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# by nodacchi21 | 2006-08-08 22:33
今週はずっと赤津の工房窯ものの製作です。

私自身、弟子入り修行中ですが、
とても恵まれた環境で仕事をさせてもらっています。

まだ4ヶ月しか経っていませんが、
訓練校では詳しく学ばなかったことを
たくさん経験してきました。

原土を砕いた土作り、電気窯での還元、金銀彩、
ガス窯のバーナーの掃除、箱の紐掛け、商品の荷作り、などなど
ありふれた出来事もきっと 何か役に立つことと 信じ続けて_b0095350_22355398.jpg

先生からは、 「効率のよい仕事」を求められます。
いかに無駄をなくして行動するか注意をうけます。

例えば、素焼きでは、目一杯、
上蓋ギリギリまで詰め込みます。

また、道具も充実しています。ありふれた出来事もきっと 何か役に立つことと 信じ続けて_b0095350_22381680.jpg
手ろくろは背の高いものが揃ってますし、
径の大きさも作るものによって
替えながら使っています。

今は、タタラの型押し の仕事ばかりですが、
自分の作品を作る上で、
とても参考になります。
タタラ板を使って、同じ厚さで粘土を切って、型に押し当てて、布を被せて締める、
こんなどこでもやるようなありふれた出来事でも、ハッと気づくことがあります
今の経験が、必ずや将来、役に立つと信じて、明日も型押しに精を出します。

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タイトルは、ELT 「Feel My Heart」
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# by nodacchi21 | 2006-08-07 22:40 | 陶芸・展覧会
土曜日。きっと色褪せないはずだよ_b0095350_22404745.jpg
待ち焦がれていた、加守田章二展を見に、
岐阜県現代陶芸美術館に行ってきました。

この、加守田章二展を見るのは3回目です。

以前ブログに書いたように、
1回目は京都の国立近代美術館
製造科の同期4人で、
2度目は陶産地めぐりでに寄ったとき、
イタリアさん と合流して、
山口県立萩美術館・浦上記念館
鑑賞しました。


今回は、
「わが師、富本憲吉 わが友、加守田章二」と題して、
大阪芸大の名誉教授である陶芸家 柳原睦夫先生の講演がありました。

会場に入ると、いました。訓練校!
N歩先生や製造科の在校生

柳原先生から、加守田章二の作品の見方を教わり、
今までと違った視点から作品を鑑賞することができ、とても勉強になりました。

何度見てもイイ♪
ますます虜になってしまいます。
加守田章二の作品は、時代が変わっても、決して色あせず、
私を魅了し続けていくことでしょう。

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タイトルは、ELT「出逢った頃のように」
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# by nodacchi21 | 2006-08-06 22:45
せとものまつりまで、あと一ヶ月足らず。
出店される皆さんは、暑い中、最後の追い込みに入っているでしょう。
今月中に出品するものを焼かないと、間に合いません。

そんな中、せともの祭 廉売市実行委員会 から封書が届きました。

内容は、廉売市の場所に関するものでした。
申し込みの時には入ってなかった瀬戸川右岸(つまり北側)にも
出店スペースを設けるとのことでした。
ただ、よくよく読むと、

『瀬戸川右岸(北側)のうちでも 丸一国府さん前から 瀬戸信用金庫栄町支店前付近までの 歩道には 出店して良いことになりました。ただし 車道には 車がいつも通りますし、歩道に人が歩きます。(中略)コマの 場所としては横480~500cm*奥行き180cmになります。そんなコマが 18コマくらいできる予定です。』ま、ちょっと覚悟はしておけ_b0095350_19535251.jpg

狭い・・・
危険・・・
しかも18コマも・・・

場所決めの抽選は、私が行きます。
こういうときに限って、
その場所を引いてしまいそうだからなあ。


出店される皆さん、ちょっと覚悟しておいて下さい。
運命の抽選日は、18日です。

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タイトルは、さだまさし「関白宣言」
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# by nodacchi21 | 2006-08-05 19:55

by nodacchi21