平成30年5月3日
岩村城は、大和の高取城(奈良県)備中の松山城(岡山県)と並ぶ
日本三大山城の一つに数えられる名城です。
城は江戸諸藩の府城の中でも最も高い所(標高717m)に築かれ、
高低差180mの天嶮の地形を巧みに利用した要害堅固な山城で、
霧の湧き易い気象までも城造りに活かされており、
別名「霧ケ城」ともよばれています。
岩村歴史資料館から登城すると、その規模の大きさがよくわかります。
石垣が残る遺構から、700年に及ぶ城の歴史を感じることができます。
石垣が六段積みになっている六段壁。
当初は一段の高石垣だったが、崩落を防ぐため前面に補強の石垣を積むことを繰り返した結果、
現在の姿となった。圧巻です。