2013年 05月 23日
日本古代釉の系譜。
5月21日の中日新聞朝刊に、人工的に調合した釉薬を使った時期が
450年以上もさかのぼるという可能性に関する記事がありました。
実に興味深い。
鎌倉時代初期に創始され、灰と鉱物質原料を混ぜたうわぐすりを塗って焼かれた古瀬戸は、
日本初の本格的な施釉陶器ではなかった。
最新の化学的分析機器を用いた非破壊検査で、
平安時代以前の猿投古窯の陶器にも同質の施釉が確認されたからだ。
その積年の成果が、【日本古代釉の系譜】にまとめられているそうだ。
須恵器に鉄釉!
古窯跡から出土したやきものに塗布された灰釉・鉛釉・鉄釉の性状・相互関連について
科学的な成分分析を行い、古墳時代の須恵器への施釉鉄釉を解明し、
日本古代釉の源流と現代への系譜を考察する釉の考古学書。
是非一読したい。
450年以上もさかのぼるという可能性に関する記事がありました。
実に興味深い。
鎌倉時代初期に創始され、灰と鉱物質原料を混ぜたうわぐすりを塗って焼かれた古瀬戸は、
日本初の本格的な施釉陶器ではなかった。
最新の化学的分析機器を用いた非破壊検査で、
平安時代以前の猿投古窯の陶器にも同質の施釉が確認されたからだ。
その積年の成果が、【日本古代釉の系譜】にまとめられているそうだ。
須恵器に鉄釉!
古窯跡から出土したやきものに塗布された灰釉・鉛釉・鉄釉の性状・相互関連について
科学的な成分分析を行い、古墳時代の須恵器への施釉鉄釉を解明し、
日本古代釉の源流と現代への系譜を考察する釉の考古学書。
是非一読したい。
by nodacchi21
| 2013-05-23 15:10
| 書籍・テレビ番組