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陶芸のひとりごと

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愛知県長久手市在住、46歳野田宗憲(のだっち、むねサン)カメラを生業に、陶芸、グルメ、読書、旅行、登山などを楽しんでいます。

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『原色陶器大辞典』を紐解いてみると。

『原色陶器大辞典』を紐解いてみると。_b0095350_17392825.jpg長江さんの講演によると、
ルスのやきものは、江戸時代に作られたものなので、
古文書を手がかりに調べることになります。
ある陶工の釉薬秘帳にルスの調合が載っています。
そこに出てくるのが、本地砂。
正体がなかなか掴めずにいたなかで、
古橋さんが東海湖に堆積した火山灰ということを知っていました。
ネットで検索しても「本地砂」はなかなかヒットしません。
困った時には、加藤唐九郎編『原色陶器大辞典』を紐解いてみると、
本地砂
瀬戸本業焼の釉料に用いられるアルカリに富んだケイ酸質のもの。
さすがです。

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by nodacchi21 | 2012-02-21 17:50 | 陶芸・展覧会

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